ワンランク上・作品的な
紅葉写真の撮り方

日本の秋の風物詩といえば
なんといっても紅葉です
神社仏閣や山間部など
紅葉の名所に足を運ぶ人も
多いのではないでしょうか?
紅葉の時期は10月から11月です
せっかく見頃を狙って
撮影に行ったのに
なかなかうまく撮れなかった
なんてことにならないように
事前に撮り方をマスターして
ばっちり準備しましょう!
作品性の高い写真を撮るコツや
いつもよりワンランク上の
紅葉写真が撮れるポイントを
ご紹介します

撮影の前に、まずはしっかり準備しよう
カメラの基本設定

絞り優先(A)モード

撮影モードは絞り優先(A)に設定
全体にピントを合わせたい時のF値
【カメラのセンサーサイズ】
・マイクロフォーサーズ:F5.6~F8
・APSサイズ:F5.6~F8
・フルサイズ:F8~11
ボケを出したい時のF値
どのサイズでもF2.8~F4

絞り優先(A)モード

ISO感度

ISO感度はオートに設定
オートにすれば日陰のような暗いところで撮影しても、手ブレしにくくなります
オートにすれば、自動でブレにくい設定にしてくれます

ISO感度

ホワイトバランス

秋めいた雰囲気は暖色系のイメージがよく似合います
ホワイトバランスを「曇り」や「日陰」にすることで赤みが強くなり、秋らしい雰囲気を演出することができます

ホワイトバランス

記録写真にしない、作品的な紅葉写真
撮影のコツ

1.逆光で撮る

紅葉の間から差し込む太陽の光を一緒に入れて撮影します
太陽の光を入れることで、日陰の部分は暗く落ち、太陽の光が透過した葉には色がつきます
その黒と紅葉のカラフルな色の対比が作品性を増して魅せることができます

逆光の紅葉・鎌倉円覚寺
露出補正値:
0
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/640
F値:
8
焦点距離(35mm換算レンズ):
52
ISOスピードレート:
400
光源:
晴天
測光方式:
分割測光
逆光の紅葉
露出補正値:
0.667
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/4000
F値:
2.8
焦点距離(35mm換算レンズ):
105
ISOスピードレート:
400
ホワイトバランス:
ホワイトバランス自動
測光方式:
分割測光
逆光の紅葉・鎌倉円覚寺
露出補正値:
0
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/640
F値:
8
焦点距離(35mm換算レンズ):
52
ISOスピードレート:
400
光源:
晴天
測光方式:
分割測光
逆光の紅葉
露出補正値:
0.667
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/4000
F値:
2.8
焦点距離(35mm換算レンズ):
105
ISOスピードレート:
400
ホワイトバランス:
ホワイトバランス自動
測光方式:
分割測光

2.木の影と一緒に写す

太陽が低い時間帯に撮影すれば、太陽が当たった木の幹の影が伸び、その陰影を一緒に写すことができます
さらに、夕方に撮影すれば、紅葉の葉が赤みがかった太陽の光に染まり作品的な写真になります

夕方の紅葉・鎌倉
露出補正値:
0
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/1000
F値:
11
焦点距離(35mm換算レンズ):
24
ISOスピードレート:
800
光源:
晴天
測光方式:
分割測光
木の影と紅葉・鎌倉
露出補正値:
0
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/320
F値:
11
焦点距離(35mm換算レンズ):
24
ISOスピードレート:
800
光源:
雲天
測光方式:
分割測光
夕方の紅葉・鎌倉
露出補正値:
0
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/1000
F値:
11
焦点距離(35mm換算レンズ):
24
ISOスピードレート:
800
光源:
晴天
測光方式:
分割測光
木の影と紅葉・鎌倉
露出補正値:
0
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/320
F値:
11
焦点距離(35mm換算レンズ):
24
ISOスピードレート:
800
光源:
雲天
測光方式:
分割測光

3.雨上がりの撮影

雨上がりはしっとりとした雰囲気を撮影できます
水溜りの中に落ちた葉をローアングルで奥行きを出して撮影したり
石畳の地面や階段も一緒に写すと、湿った石の表面が艶っぽさを表現してくれます

水溜りと紅葉
露出補正値:
-1.333
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/80
F値:
5.6
焦点距離(35mm換算レンズ):
44
ISOスピードレート:
400
光源:
晴天
測光方式:
分割測光
雨上がりの石畳と紅葉・鎌倉瑞泉寺
露出補正値:
-1
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/160
F値:
4
焦点距離(35mm換算レンズ):
24
ISOスピードレート:
400
光源:
晴天
測光方式:
分割測光
水溜りと紅葉
露出補正値:
-1.333
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/80
F値:
5.6
焦点距離(35mm換算レンズ):
44
ISOスピードレート:
400
光源:
晴天
測光方式:
分割測光
雨上がりの石畳と紅葉・鎌倉瑞泉寺
露出補正値:
-1
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/160
F値:
4
焦点距離(35mm換算レンズ):
24
ISOスピードレート:
400
光源:
晴天
測光方式:
分割測光

4.山間部で撮影する

山肌と山の稜線の両方が主役になるように、全景的に撮影します
山の形はそれぞれの特徴があるため、切り取り方によって見え方が変わります
山の形、稜線のフォルム、紅葉の色のトーンを楽しんで撮影しましょう

山間部の紅葉・那須茶臼岳
露出補正値:
-0.667
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/400
F値:
11
焦点距離(35mm換算レンズ):
78
ISOスピードレート:
400
光源:
晴天
測光方式:
分割測光
山の稜線・那須茶臼岳
露出補正値:
0
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/500
F値:
10
焦点距離(35mm換算レンズ):
34
ISOスピードレート:
400
光源:
晴天
測光方式:
分割測光
山間部の紅葉・那須茶臼岳
露出補正値:
-0.667
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/400
F値:
11
焦点距離(35mm換算レンズ):
78
ISOスピードレート:
400
光源:
晴天
測光方式:
分割測光
山の稜線・那須茶臼岳
露出補正値:
0
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/500
F値:
10
焦点距離(35mm換算レンズ):
34
ISOスピードレート:
400
光源:
晴天
測光方式:
分割測光

今までと違う、
作品性の高い紅葉写真を撮るには標準ズームレンズ
(明るめ)

自分の思い描くイメージ通りの写真がうまく撮れないこと、よくありますよね
でもそれ、実は皆さんの「うで」のせいじゃないって、知っていましたか?
レンズを交換するだけで理想の写真が撮れるようになります

ココが違う!
サトーカメラが厳選・
標準ズームレンズ2選

イメージ通りに撮れる・理想のレンズ

明るい標準ズームレンズは口径が大きいため光をたくさん取り込みます
光をたくさん取り込むことで解像度が上がるので、写真の細部まではっきりと写すことができます
また、F値を小さくすれば雰囲気のあるキレイなボケを簡単につくることもできます
今までの標準ズームレンズで悩んでいた「なんか違うなぁ…」を解決してくれます

フレアゴーストが出にくい

強い光や逆光で撮影するときにどうしても出てしまう“フレアゴースト”
せっかく撮った被写体もフレアゴーストで台無しになってしまうのは勿体ないです
逆光のような強い光でもコーティングされた明るいレンズを使えば、光が反射せずにレンズを通りフレアゴーストが出にくくなります
紅葉の落ち着いた雰囲気を邪魔せず、品のある作品に仕上がります

フレアゴースト

パナソニック・オリンパス用はこれ!
(マイクロフォーサーズ)

Panasonic(パナソニック) LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S. [H-ES12060]

Panasonic(パナソニック) LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S. [H-ES12060]

もっと詳しく

ニコン・キヤノン・
ペンタックス・ソニー用はこれ!
(フルサイズ)

シグマ  24-70mm F2.8 DG OS HSM

シグマ 24-70mm F2.8 DG OS HSM

もっと詳しく

目で見た感動をそのままに写す
ワンランク上の撮り方

1.周りの建物も一緒に写す

日本庭園や神社仏閣など、建物があるところで紅葉を撮影するときは、建物の背景に紅葉を入れて撮影しましょう
赤や黄色のような強い色は背景に入れるだけでも十分に存在感が出せるので、建物や周りの雰囲気も写しながら、主役の紅葉もしっかっりと目立たせることができます

建物と紅葉
露出補正値:
0
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/500
F値:
8
焦点距離(35mm換算レンズ):
24
ISOスピードレート:
800
光源:
晴天
測光方式:
分割測光
神社仏閣と紅葉
露出補正値:
-1
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/125
F値:
8
焦点距離(35mm換算レンズ):
52
ISOスピードレート:
800
光源:
晴天
測光方式:
分割測光
神社仏閣と紅葉
露出補正値:
-1
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/125
F値:
8
焦点距離(35mm換算レンズ):
52
ISOスピードレート:
800
光源:
晴天
測光方式:
分割測光
建物と紅葉
露出補正値:
0
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/500
F値:
8
焦点距離(35mm換算レンズ):
24
ISOスピードレート:
800
光源:
晴天
測光方式:
分割測光

目で見た感動を写真に、
ワンランク上の紅葉写真を撮るには 広角ズームレンズ

広角ズームレンズは広い範囲を撮影するのが得意なので、写したいもの全てを一つの画面に入れて撮ることができます
神社仏閣など建物と一緒に撮影するときには、主役の紅葉する木々も写しながら、建物も余すことなく撮影できます
ただの記録写真ではなく、作品性の高いプロカメラマンのようなワンランク上の写真になります

ココが違う!サトーカメラが厳選・
広角ズームレンズ2選

3つ星・広角ズームレンズの最高峰

優れた広角ズームレンズの決め手は
‘れたいものすべてが写る広い画角
▲屮譴起きにくい明るさ
写真の細部まではっきりと写せる高い解像度の3点
これらがそろうと、日陰のようなやや暗い場所から逆光で撮影しても、自分が入れたいものすべてが写せて失敗のない写真が撮影できます
この広角ズームレンズを使えば、壮大な紅葉を見た感動をそのまま写真に残すことができます

パナソニック・オリンパス用はこれ!
(マイクロフォーサーズ)

Panasonic(パナソニック) LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm/F2.8-4.0 ASPH. [H-E08018]

Panasonic(パナソニック) LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm/F2.8-4.0 ASPH. [H-E08018]

もっと詳しく

ニコン・キヤノン・
ペンタックス・ソニー用はこれ!
(フルサイズ)

シグマ APS専用 14-24mm F2.8 DG HSM Art

シグマ APS専用 14-24mm F2.8 DG HSM Art

もっと詳しく

この広角ズームレンズを使うと
こんな写真も撮れる!見上げてごらん

空を見上げると、紅葉した葉が空を包み込んでいます
色鮮やかでコントラストが高い「紅葉した葉」と「青い空」を一緒に写しましょう
広角レンズならではの、視野よりも広い壮大な写真を撮影できます
右の写真のようにフレアゴーストもでません

広角ズームレンズで撮影した紅葉・鎌倉円覚寺
露出補正値:
-0.333
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/1000
F値:
10
焦点距離(35mm換算レンズ):
24
ISOスピードレート:
400
光源:
晴天
測光方式:
分割測光

2.ボケを生かした作品

画面の手前にボケをつくることで、写真に奥行きができます
立体感のあるいつもとは違う作品性の高い写真を撮りましょう

「プロっぽいボケ」のつくり方

強めのローアングルで地面スレスレから撮影します
手前から1/3(画面中央より少し下)にピントの位置を合わせると、手前にほのかなボケができます
ただし、葉の形がわかる程度のボケ感で撮影しましょう

ボケと紅葉・永源寺
露出補正値:
0
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/125
F値:
8
焦点距離(35mm換算レンズ):
24
ISOスピードレート:
800
光源:
晴天
測光方式:
分割測光

3.もっとプロっぽく!PLフィルター

葉に当たる光の反射を抑えてくれるPLフィルターを使えばもっと本格的な紅葉の写真が撮影できます
フィルターによってコントラストが高くなるので、紅葉の鮮やかな色味がよりはっきりと写せます
青空を一緒に写せば、彩度の高い真っ青な色をクリアに写してくれます

PLフィルターを使用して撮影した紅葉
露出補正値:
0
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/400
F値:
8
焦点距離(35mm換算レンズ):
24
ISOスピードレート:
800
光源:
晴天
測光方式:
分割測光
maRumi(マルミ) EXUS C-PL

風景写真をより一層美しく

被写体の表面反射を抑え、色彩コントラストを強調し、風景写真に欠かせないフィルターです
従来よりも明るい高透過偏光膜は色鮮やかな作品に仕上げます

maRumi(マルミ) EXUS C-PL

もっと詳しく
PLフィルターを使用して撮影した紅葉
露出補正値:
0
露出プログラム:
絞り優先
露出時間:
1/400
F値:
8
焦点距離(35mm換算レンズ):
24
ISOスピードレート:
800
光源:
晴天
測光方式:
分割測光